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PHOTOGRAPHERS/ARATA DODO · ドキュメンタリー·UPDATED 2026.06
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§ 118 — Photographer Index — ドキュメンタリー

百々新

Arata Dodo1974–
Country日本MovementドキュメンタリーPeriod2000 — 2010sChannelPhotobook / Travel
Abstract

百々新は、上海、カスピ海沿岸、シルクロード、京都などを移動しながら、旅を異国趣味として閉じず、土地の生活感覚と見る者の距離を写真集の順序へ編む写真家である。『対岸』と『White Map on the Silk Road』を中心に、地理的な移動が写真の形式へ変わる過程を整理する。

この写真家が変えたこと

百々新は旅を珍しい場所の記録として扱わず、移動する身体が土地の生活、光、道、服装、宗教、政治的境界とぶつかる地点を写真集のリズムへ組み直した。旅写真を、見る者と場所の距離を測る現代ドキュメンタリーへ移した点が要点である。

Keywordsドキュメンタリー写真集旅写真対岸シルクロード
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目次 · Table of Contents
§ 01 / 03背景と時代

百々新は1974年大阪生まれの写真家として紹介されている*1

『上海の流儀』、『対岸』、『White Map on the Silk Road』などを刊行し、複数の土地を移動しながら制作してきた*3

『対岸』は第38回木村伊兵衛写真賞の受賞作として紹介されている*1

§ 02 / 03表現の核心

「対岸」を地理と心理の距離にする

『対岸』は、カスピ海を囲むロシア、アゼルバイジャン、カザフスタン、トルクメニスタン、イランをめぐるシリーズとして紹介されている*2

異国趣味ではなく生活の組織化を見る

『White Map on the Silk Road』は、『対岸』『上海の流儀』、ウランバートルなど複数の旅を組み直す写真集として刊行されている*3

§ 03 / 03写真史上の位置

百々新は、写真集を中心に、移動、周縁、生活、家族的な写真の系譜を接続する作家として位置づけられる*1

カスピ海やシルクロードのような境界を移動し、異文化の説明ではなく、移動者自身の不安や生活の普遍性を写真集のリズムで組み立てる*3

§ REL関連と参考資料
関連する写真家
  • 森山大道 ― 日本写真における移動、路上、写真集のリズムを考える遠い参照点
  • 畠山直哉 ― 土地、移動、都市・風景の変化を写真集と展示の構造で考える参照点
  • アレック・ソス ― 移動と写真集編集の比較点
関連する運動・概念
  • ドキュメンタリー ― 場所を証拠として写すだけでなく、写真集の編集によって距離と関係を読む方法
§ REFさらに読む
写真集
対岸 / Taigan
百々新 / 赤々舎 / 2012年

カスピ海を囲む地域をめぐる写真集。地理的な向こう岸と他者との距離を重ねて読むための中心作。

White Map on the Silk Road
Arata Dodo / Case Publishing / 2019年

複数の旅を組み直し、異国趣味ではなく、人々が生活を組織する多様な形をたどる写真集。

関連データベース・アーカイブ
§ SRC出典