発明・技術|表現|写真史|写真の座標|
発明・技術は、写真史の流れを考えるうえで重要な表現のひとつです。ダゲレオタイプ・カロタイプなど写真の基礎技術を確立した時代の実践。このページでは、関係する写真家や時代の流れをたどります。
ジョゼフ・ニセフォール・ニエプスは1765年にフランス・ブルゴーニュのシャロン=シュル=ソーヌに生まれた。ナポレオン軍での短い従軍の後、故郷に戻って科学実験に専念した。
ダゲールはパリで大型ジオラマ劇場を経営する舞台演出家だった。ジオラマは透過光と反射光を切り替えて風景画を昼から夜へと変化させる視覚装置であり、光と像の定着への強い関心をもたらした。
タルボットは1833年10月、ハネムーン中のイタリア・コモ湖でカメラ・ルシダ(光学式製図器)を用いてスケッチを試みたが、自身の画力の乏しさに深く失望した。
パリで絵画を学んだル・グレーは1840年代後半から写真家に転身し、ナダールらを育てた写真学校をパリに開いた。代表作の海景写真は技術的な難題から生まれた。