フランス

フランスに関わる写真家を、コンセプチュアルアート、発明・技術、ドキュメンタリーなどの表現とともにたどるページです。写真史の流れの中で、各作家がどの時代や運動と結びつくのかを見渡せます。

基本情報
フランス
写真家数25

写真家一覧

🇫🇷FR1765-1833
ニセフォール・ニエプス
Nicéphore Niépce
発明・技術
発明・技術ヘリオグラフィー

ジョゼフ・ニセフォール・ニエプスは1765年にフランス・ブルゴーニュのシャロン=シュル=ソーヌに生まれた。ナポレオン軍での短い従軍の後、故郷に戻って科学実験に専念した。

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🇫🇷FR1787–1851
ルイ・ダゲール
Louis Daguerre
発明・技術
発明・技術

ダゲールはパリで大型ジオラマ劇場を経営する舞台演出家だった。ジオラマは透過光と反射光を切り替えて風景画を昼から夜へと変化させる視覚装置であり、光と像の定着への強い関心をもたらした。

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🇫🇷FR1813–1879
シャルル・マルヴィル
Charles Marville
ドキュメンタリー
ドキュメンタリー都市記録

マルヴィルは19世紀前半から挿絵画家・銅版画家として活動していたが、写真技術の登場後に転身した。

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🇫🇷FR1820–1884
ギュスターヴ・ル・グレー
Gustave Le Gray
風景写真
風景写真発明・技術

パリで絵画を学んだル・グレーは1840年代後半から写真家に転身し、ナダールらを育てた写真学校をパリに開いた。代表作の海景写真は技術的な難題から生まれた。

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🇫🇷FR1820–1910
ナダール
Nadar
ポートレート
ポートレート

ナダール(本名ガスパール=フェリックス・トゥルナション)はジャーナリスト・風刺漫画家として当代の文化人と深く交流していたが、1853年頃から写真家に転身した。人物の内面を見抜く取材者としての眼が、肖像写真家としての強みとなった。

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🇫🇷FR1830–1904
エティエンヌ=ジュール・マレー
Étienne-Jules Marey
科学写真
科学写真実験的技法

コレージュ・ド・フランスで生理学を研究していたマレーは、心臓・筋肉・神経の運動を計測する研究を進める中で、「肉眼では観察できない速い動作をどう記録するか」という問題に直面していた。

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🇫🇷FR1857–1927
ウジェーヌ・アジェ
Eugène Atget
ドキュメンタリー
ドキュメンタリー都市記録

アジェがカメラを手にしたのは1897年頃、40歳のときだった。

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🇫🇷FR1859–1936
ロベール・ドマシー
Robert Demachy
ピクトリアリズム
ピクトリアリズム

ドマシーの芸術写真論の核心は「自然はしばしば美しいが、そのままでは決して芸術的ではない。芸術作品には芸術家の介入が不可欠であり、ストレート写真はテーマを記録するだけだ」という立場にあった。

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🇫🇷FR1873–1930
ポール・ジェニオー
Paul Géniaux
ドキュメンタリー
ドキュメンタリー社会ドキュメンタリー

ポール・ジェニオー(Paul Géniaux、1873–1930)はレンヌ生まれのフランス人写真家で、小説家・詩人・画家でもあった兄シャルル(1870–1931)とともに「ジェニオー兄弟(Géniaux frères)」として活動した。

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🇫🇷FR1894–1986
ジャック=アンリ・ラルティーグ
Jacques Henri Lartigue
プライベート写真
プライベート写真

ジャック=アンリ・ラルティーグが写真を始めたのは1901年、7歳のときだった。裕福な実業家の父から与えられたカメラで、ブーローニュの屋敷での家族の遊び・初期飛行機の実験・自動車レース・スキーを撮り続けた。

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🇫🇷FR
ルイ・ヴェール
Louis Vaire
ピクトリアリズム全盛・写真分離派・世紀転換期

ルイ・ヴェールは現時点で人物同定に注意が必要な登録。調査メモではLouis Vertとの誤記・表記揺れの可能性が指摘されており、もし同一人物ならアジェやジェニオーに近いパリの街頭生活・小商いの記録として位置づく。

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🇫🇷FR1908–2004
アンリ・カルティエ=ブレッソン
Henri Cartier-Bresson
決定的瞬間
決定的瞬間フォトジャーナリズム+1

アンリ・カルティエ=ブレッソンは1926年からシュルレアリスム運動と接触し、ルネ・クルヴェルの紹介でアンドレ・ブルトンと出会った。

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🇫🇷FR1904-1997
マルセル・ボヴィス
Marcel Bovis
大恐慌・ファシズム・第二次世界大戦

マルセル・ボヴィス(1904–1997)はフランスの写真家。雑誌・広告・都市写真を軸に活動し、戦後はル・グループ・デ・カンズ(Le Groupe des XV)に参加して写真の芸術的地位の確立を求めた。

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🇫🇷FR1912-1994
ロベール・ドアノー
Robert Doisneau
大恐慌・ファシズム・第二次世界大戦

ロベール・ドアノー(1912–1994)はフランスの写真家。パリの街頭写真で知られるが、労働・産業・肖像の分野でも長く活動した。

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🇫🇷FR1963–
クロード・クロスキー
Claude Closky
コンセプチュアルアート
コンセプチュアルアート

クロード・クロスキー(1963年フランス生まれ)は、ウェブサイト・出版・写真・映像・コラージュを横断し、情報の反復・消費文化・日常的視覚言語の不条理を分析するアーティスト。

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🇫🇷FR
ジャン=リュック・ムレーヌ
Jean-Luc Moulène
コンセプチュアルアート
コンセプチュアルアート

1955年ランス(フランス)生まれ。写真・オブジェ・彫刻・インスタレーションを横断する現代美術家。

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🇫🇷FR
ブルーノ・セラロング
Bruno Serralongue
コンセプチュアルアート
コンセプチュアルアート

1968年フランス生まれ。抗議運動・デモ・仮設的な占拠・周縁的な公的集会を大判カメラで撮影するドキュメンタリー写真家。

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🇫🇷FR
ジャン=リュック・ミレーヌ
Jean-Luc Mylayne
コンセプチュアルアート
コンセプチュアルアート

1946年フランス生まれの写真家。ありふれた野鳥とその生息環境を主題に、数ヶ月単位の長期的な待機と観察を経て大判カラー写真を制作する。野生動物写真の慣習から離れ、空間・時間・存在の共在という問いを写真的な構造として探求した。

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🇫🇷FR
ジャン=ピエール・カゼム
Jean-Pierre Khazem
コンセプチュアルアート
コンセプチュアルアート

1968年パリ生まれ。写真・映像・パフォーマンスを横断し、実際には起こらなかった歴史的場面を捏造してドキュメンタリー的権威を付与する実践で知られる。

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🇫🇷FR
マリーヌ・ユゴニエ
Marine Hugonnier
コンセプチュアルアート
コンセプチュアルアート

1969年生まれのフランス・イギリス系アーティスト。映像・写真・インスタレーション・アーティストブックを横断し、政治的・軍事的・経済的システムの中でいかに映像が生産・媒介・流通するかを問う。

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🇫🇷FR
ソフィ・カル
Sophie Calle
コンセプチュアル
コンセプチュアル

1953年フランス生まれ。見知らぬ他者を尾行し、他人の日常を記録し、儀式的な行為を手続きへと変換するという行為主義的な方法論で知られる。

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🇫🇷FR
シャルル・フレジェ
Charles Fréger
コンセプチュアルアート
コンセプチュアルアート

シャルル・フレジェ(1975年フランス生まれ)は、制服・儀礼・仮装・集合的アイデンティティをテーマとした連続肖像プロジェクトで知られる写真家。類型論的な反復によって、コスチュームと役割が身体をいかに組織するかを可視化する。

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🇫🇷FR
ルック・ドラエー
Luc Delahaye
コンセプチュアルアート
コンセプチュアルアート

ルック・ドラエー(1962年フランス生まれ)は、フォトジャーナリストとして出発し、後に戦争・政治・歴史的危機を主題とした大判ミュージアム写真の制作へと移行した写真家。

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🇫🇷FR
フィリップ・テリエ=エルマン
Philippe Terrier-Hermann
コンセプチュアルアート
コンセプチュアルアート

フィリップ・テリエ=エルマン(1970年フランス生まれ)は、写真・映画・映像・インスタレーションを横断するアーティスト。

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🇫🇷FR
ヴァレリー・ベラン
Valérie Belin
コンセプチュアルアート
コンセプチュアルアート

ヴァレリー・ベラン(1964年フランス生まれ)は、ポートレート・スティルライフ・ボディ・商品など多様な被写体を通じて、超精細な描写と人工性の間の不安定な関係を探る写真家。

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