科学写真|表現|写真史|写真の座標|
科学写真は、写真史の流れを考えるうえで重要な表現のひとつです。運動・天文・医学など科学的目的で行われた写真実践。後の映画・アニメーションの源流でもある。このページでは、関係する写真家や時代の流れをたどります。
スタンフォード大学創設者でもあるリーランド・スタンフォードは、馬が疾走中に四肢をすべて地面から離す瞬間があるかどうかという当時未解決の科学論争に写真で決着をつけるため、1872年頃にマイブリッジに撮影を依頼した。
コレージュ・ド・フランスで生理学を研究していたマレーは、心臓・筋肉・神経の運動を計測する研究を進める中で、「肉眼では観察できない速い動作をどう記録するか」という問題に直面していた。