社会ドキュメンタリーは、写真史の流れを考えるうえで重要な表現のひとつです。社会問題・貧困・格差・差別などを記録し、社会変革を促すことを意識した写真。このページでは、関係する写真家や時代の流れをたどります。
グラスゴーでは19世紀中頃からコレラ・腸チフスが繰り返し流行し、当局はその温床を旧市街の密集路地「クローズ」に求めた。
詳細を読むデンマーク出身のリースは1870年にアメリカへ移民し、自身も極貧・失業・路上生活を経験した後に記者へと転じた。
詳細を読むポール・ジェニオー(Paul Géniaux、1873–1930)はレンヌ生まれのフランス人写真家で、小説家・詩人・画家でもあった兄シャルル(1870–1931)とともに「ジェニオー兄弟(Géniaux frères)」として活動した。
詳細を読むルイス・ハインの写真実践は、視覚メディアを社会変革の証拠として体系的に用いた最初の試みのひとつである。
詳細を読むアウグスト・ザンダーが「20世紀の人々」という組織的肖像プロジェクトを構想するに至った根拠には、20世紀初頭のドイツで科学的信頼性をもっていた「人相学」への関心があった。
詳細を読むドロシア・ラングはサンフランシスコで商業ポートレートスタジオを経営していたが、1932年の大恐慌の絶頂期に、スタジオの窓から路上の失業者行列を見て外に飛び出したことがドキュメンタリー写真への転換点となった。
詳細を読む土門拳が戦後に提唱した「リアリズム写真」は、戦前のサロン写真(技巧的な美的追求)と、自身が戦時中に携わったプロパガンダ写真報道への反省から生まれた。
詳細を読むW・ユージン・スミスは1948年から1956年にかけて『ライフ』誌でフォト・エッセイという形式を確立した。
詳細を読むダイアン・アーバスは1923年ニューヨーク生まれ。父が5番街の高級毛皮・百貨店「ラセックス」を経営する裕福なユダヤ系家庭に育ち、大恐慌の影すら届かない隔絶した環境の中で過ごした。
詳細を読む東松照明は1930年に名古屋で生まれ、戦時中に軍需工場に動員された世代として、終戦と同時にアメリカ軍の占領を直接経験した。
詳細を読むアーネスト・コール(1940-1990)は、南アフリカのアパルトヘイト体制を内部から撮影し、写真集『House of Bondage』(1967年)によって世界に告発した写真家である。
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